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先日農家の方の「足の相談」を受けました。

1名は腰が痛いというかた、もう1名はヒザが痛いという方。

双方ともまだまだ働き盛りの元気な方です。

腰やヒザの痛みは足元から来る場合が多いです。

たとえば・・・この写真の方は、肩こりと腰の痛みに悩んでいた方です。


 

見てもわかるように、足の指が丸くなっていますね。

足幅も広くなってしまってます。

長年「ゆるい靴」や「足に合わない」靴を履いてきたようです。
しかも、歩く歩数が少なかったようです。足の返しもしっかりとしてないペタペタ歩きだったことと想定されます。
なので、「足が使われてない」から足の筋肉は成長不全の状態です。大人ですが。

 

病気で寝たきりになった人がいきなり、スキップして!って言われても身体がついていかないのと同じで、ずっと歩いたりしなかった「足」が、いきなり「増えた体重を支えて!」って言われても「すみません、勘弁してください。ちょっと無理です!」・・状態になります。

この状態でも「足」はけなげに前に進もうとします。
身体を支えてえっちらおっちら、なんとかこけないように身体中でゆがみながらバランスをとって、全体のバランスで調整しようとします。

面白おかしく言うなら、きっとこんな会話を身体中でしているはず・・。
「おいおい、こっちは右に傾いているから、そっちはちょっと左に傾いてくれよ。でないと倒れてしまうよ・・。」
「はいはい、ところで、かかとに重心が集まっているから、おなかを前にグッと出して、それから頭も前に出してもらわないと、バランスが取れないよ」

笑!
ちょっとマンガチックな描写ですが、一部のゆがみが身体全体をゆがませてしまうことがなんとなくイメージできると思います。

私たちの身体は、立って歩くとき、外から受ける力は足の裏だけです。
足の裏が地面を押して、身体を前に運びます。

なので、足の裏が変な状態で地面を押したら、変な状態で地面から押し返されることになります。
そして、そんな大変な状況でも、体はバランスを取りあってゆがみあって「身体を倒さないように」がんばります。倒れたら生活できないからですね。

なので、立って歩くときに地面から力を受ける唯一の場所である、足指や足をケアすることは、とても効率の良い身体のメンテナンスになります。影響力大なのです!

逆に、ヒザや腰が痛く、その場所だけを手術したり、メンテナンスすることは、根本的な治療になっていないこともあります。
 
たとえば、ヒザが痛い原因がヒザでは無い場合もありますし、痛みのあるヒザだけを手術でゆがみの無い状態にしたとしても、股関節や足部がゆがんでいる可能性は大だからですね。

 
昔、こういう方とお会いしたことがあります。
フィットネスクラブで働いていた時にお会いした70台の男性、脊椎間狭窄症の手術を3回したそうです。
その方いわく、1回目の手術では3年の効果があった。
2回目は1年だった。
3回目は半年しか効果が無かった・・・とおっしゃってました。

そして、「手術しても全然ダメ。もたない。でも痛いから、まだ手術するところがあるなら、またやってほしい・どうにもたまらなく痛くて我慢できない。」とも。

足元を見てみると、みごとな「かがみ指」でした。しかも靴はゆるゆるのヒモで履いていて、それで一生懸命ランニングマシンで毎日毎日歩いていました。(汗)

足元の指導、足指のケアもしつこくお伝えして、私の言うことが納得できないならと、博多のフットケアの病院までお連れしてお医者さんに直接言ってもらったこともありました。
 

私たちの身体はけなげです。

一生懸命、全身のバランスを取ってくれて、その一部が痛みをもって「サイン」を発してくれてます。

「痛みをあってはならない悪者。すぐに医者に行かなければならないもの」ととらえるか、

「体がゆがんでますよ。なんか変ですよ。トラブル発生ですよと伝えてくれているサイン」ととらえるか。

つまり、

自分の身体の「痛み」は、他人にお願いして治療してもらわなければならないものと考えるのか、

運動やケアなどに取り組み、自分の身体のことは自分が責任をもって管理する・できるものと考えるのか。

私は、サインのランプを消すだけ(たとえば、部分的な手術とか)では、何の解決にもならないと思っています。

そのサインは何のサインなのか、と考えて身体のつながりを意識したり、生活を見つめなおしてみることで、身体とがっぷり向き合うことであらかたの不調は、ひどくなる前にキャッチできると思っています。


この写真の方への処方は、

靴のチェック、靴の履き方指導
インソール作成
足指のケア、セルフコンディショニング指導
靴下での対処
ナカメ式足指バンドでの重心管理(1年更新コース)

です。

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